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抗不安薬 に関するコラム
シゾイドパーソナリティ障害
シゾイドパーソナリティ障害の概要と起源シゾイドパーソナリティ障害は、感情の表出が乏しいことや、他人との親密な関係を築くことに対する関心が著しく低いことなどが特徴のパーソナリティ障害の一つです。この障害は社会においてあまり理解が進んでおらず、患者本人も症状を自覚しづらいことが多いため、診断や支援が遅れがちになることがあります。
続きを見る先端恐怖症
先端恐怖症とは 先端恐怖症(せんたんきょうふしょう、英: Aichmophobia)は、鋭利な物体や尖った物体に対する極度の恐怖を特徴とする特定の恐怖症の一種です。先端恐怖症の人は、注射針、ナイフ、はさみ、つまようじなどの尖った物を見たり、触れたりすることに強い恐怖心や不安を感じます。この恐怖心は非合理的で持続的であり、日常生活や社会生活に重大な支障をきたすほどの苦痛を伴います。
続きを見る回避性パーソナリティ障害
この包括的なガイドは、回避性パーソナリティ障害の基本、疫学、診断から治療、再発予防までを解説します。また、適切な栄養摂取による自己ケアや周囲の適切なサポート方法についても学べます。
続きを見るタンドスピロンクエン酸塩(商品名:セディール)とは
タンドスピロンクエン酸塩(商品名:セディール)とは タンドスピロンクエン酸塩(以下タンドスピロン)は、セディールという商品名で販売されている抗不安薬です。日本においては1996年に住友ファーマによって5㎎錠および10㎎錠の販売が開始され、2006年に20㎎錠が販売されました。現在では、住友ファーマ以外からもジェネリック医薬品が複数のメーカーから販売されています。
続きを見るクロキサゾラム(商品名:セパゾン)とは
クロキサゾラム(商品名:セパゾン)とは クロキサゾラムは、セパゾンという商品名で1973年から使用されているベンゾジアゼピン系に分類される抗不安薬です。ベンゾジアゼピン系のお薬には脳の働きを抑える作用があります。精神的に不調を来たしている患者さんは、通常よりも脳が過剰に働いている状態であり、それにより強い不安を感じたり眠れなかったりといった症状が発現します。ベンゾジアゼピン系のお薬は脳の働きを抑えることによりそれらの症状を改善することができます。ベンゾジアゼピン系のお薬には多くの種類があり、中には1960年代から使用されている物もあります。
続きを見る全般性不安障害
全般性不安障害について解説 全般性不安障害は、持続的な過度な心配や不安が特徴であり、日常的な活動や機能に影響を及ぼす精神障害です。個人はさまざまな出来事や状況に対して過度に心配し、身体的な症状が現れることがあります。原因は遺伝的な要因や脳内の神経伝達物質のバランスの問題が関与すると考えられています。
続きを見るブロマゼパム(商品名:レキソタン)とは
ブロマゼパム(商品名:レキソタン)とは ブロマゼパムはベンゾジアゼピン系に分類されるお薬で、抗不安作用、催眠作用、鎮静作用といった作用を有します。中でも抗不安作用や鎮静作用、筋弛緩作用(筋肉のこわばりを和らげる作用)は他のベンゾジアゼピン系のお薬と比較しても強い作用があります。国内においては1977年にレキソタンという名称で2mg錠、5mg錠、1%細粒が販売され、1987年に1mg錠が追加となっています。現在では多くのジェネリック医薬品も販売されており、その場合は名前にブロマゼパムとつきます(以降、ブロマゼパムという名称で統一します)。
続きを見るクロチアゼパム(商品名:リーゼ)
クロチアゼパム(商品名:リーゼ)とは クロチアゼパムは、日本で開発されたお薬でリーゼという名称で1979年に販売が開始されました。最初に「リーゼ顆粒10%」が販売され、その後「リーゼ錠5㎎」と「リーゼ錠10㎎」が発売されました。現在ではジェネリック医薬品も多く販売されており、その場合名前にクロチアゼパムがつきます(以降、クロチアゼパムで統一します)。
続きを見るロフラゼプ酸エチル(商品名:メイラックス)
ロフラゼプ酸エチル(商品名:メイラックス)とは ロフラゼプ酸エチルは1975年にフランスのサノフィ社が開発したお薬で、国内では1989年にメイラックスという名称で販売が開始されました。販売開始から30年以上経過しており現在はジェネリック医薬品も多く販売されています。ジェネリック医薬品の場合は「ロフラゼプ酸エチル」が商品名につきます(以下、ロフラゼプ酸エチルで統一します)。
続きを見るクロナゼパム(商品名:ランドセン/リボトリール)とは
クロナゼパム(商品名:ランドセン/リボトリール)とは クロナゼパムはロシュ社で合成されたベンゾジアゼピン系のお薬で、1969年にてんかん(脳が一時的に興奮することで、けいれんや意識障害を引き起こす病気)に対して有効性が報告されたお薬です。その後日本において1981年に大日本住友製薬からランドセンという名称で販売が開始されました。ランドセンという名称は、てんかんという病気が小児に多いことから「ランドセル」をイメージして命名されています。そして2018年には、太陽ファルマからリボトリールという名称でも販売が開始されました。
続きを見るロラゼパム(商品名:ワイパックス)とは
ロラゼパム(商品名:ワイパックス)とは ロラゼパムは、不安を強く感じる方やうつ症状がある方に使用され、1970年の販売から今現在も使用されているお薬です。商品名はワイパックス、もしくはジェネリック医薬品の場合はロラゼパムと名前につきます(以下、ロラゼパムという名前で統一します)。
続きを見るエチゾラム(商品名:デパス)とは
エチゾラム(商品名:デパス)とは エチゾラムはデパスという商品名で1983年に販売されたお薬です。販売開始から30年以上経過している現在でも多く使用されているお薬で非常に効き目が高いとされています。ジェネリック医薬品も多く販売されており、その場合は「エチゾラム」が商品名につきます(以下、エチゾラムという名前で統一します)。
続きを見るアルプラゾラム(商品名:ソラナックス/コンスタン)とは
アルプラゾラム(商品名:ソラナックス/コンスタン)とは アルプラゾラムはソラナックスやコンスタンという名前で1984年に販売されたお薬です。現在、日本をはじめアメリカやヨーロッパなど世界110か国で販売されています。ソラナックスやコンスタン、アルプラゾラムと名前が複数ありますが、これらは販売メーカーが異なるだけで中身・効果は全く同じものです(以下、アルプラゾラムという名前で統一します)。
続きを見るクロルジアゼポキシド(コントール®・バランス®)について
クロルジアゼポキシド(商品名:コントール・バランス)とは クロルジアゼポキシドは気分をリラックスさせ、不安や緊張をやわらげたり、寝つきをよくする抗不安薬で、武田薬品からは「コントール」、丸石製薬からは「バランス」という商品名で販売されています(以降クロルジアゼポキシドにて統一)。 クロルジアゼポキシドは1957年にスイスのロシュ研究所で合成された抗不安薬です。現在でも精神科領域で広く使用されているベンゾジアゼピン系に分類されるお薬で、その中で最初に開発されたお薬です。
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